工事写真を撮るにあたり、技術は必要なのかと言われれば『必要だ』と思います。
公共工事に関しては、工事写真を撮影するのは『現場監督である事』と指定される事が多いと思います。
工事の経験が豊富で、撮影対象をきちんと把握している現場監督が写真を撮るのは最も適していると思います。
そして、撮影基準が設けられている場合があり、技術と経験が重要視されています。
特に夜間工事の場合は暗くなってからの撮影です。
辺りが暗くなってからの撮影はとても難しく、ぼやけてしまったり、鮮明に撮れなかったりと不都合が生じます。
そこで何度も何度も撮り直しをしていると工事が進まないなんて事にもつながります。
工事は期間を設けている事が殆どですので、その中で素早く確実に写真を撮ることのできる技術が必要だというわけです。
例えば、カメラの使い方もままならない人が撮影したものと、
経験豊富な人が撮影したものとでは、仕上がりに大きな差がでてきます。
これは工事写真だけでなく、一般的な写真にも言える事です。
工事写真は工程ごとに撮影しなくてはならない為、失敗は許されません。
後で撮り直しなんて事は絶対にできません。
それほど難しい技術は必要ありませんが、ある程度経験のある方が撮影する事が大切かもしれません。